7月2011

●ゆめりあ祭り –
夏だ、祭りだ、東口だぁ。
ゆめりあ祭りで乾杯~だ!

8月、長野の町は長野びんずるを筆頭に、夏祭り一色となる。

東口ゆめりあ祭り
毎年盛り上がりを見せる
東口ゆめりあ祭り

そんな中で、長野駅東口ゆめりあ通りで毎年開催され盛り上がっているのが、その名も「東口ゆめりあ祭り」だ。今年で4回目を数えるこの祭りは8月5日(金)・6日(土)の2日間にわたって繰り広げられるが、東口商店街協同組合のメンバーが知恵をしぼり、誰もが気軽に楽しめる祭りを実現している。

今年の目玉は、5日に行われる「元気出すぞ~芸能大会」。アイデアを凝らした演目を3名以上で申し込み、承認されればメーンステージでの発表ができるというもので、すでにオカリナグループ、カラオケグループ、ダンスの会などの応募があるというが、まだまだ受付中。審査に通れば、AKB48ばりにスポットライトを浴びるセンターを取れるのだ。そのうえ30缶入りジュースや24缶入りビールなどの賞品もgood!

「震災や不景気で何となく元気がなくなっている日本列島。こんな時こそ、みんなで飲んで、歌って、踊って、陽気に盛り上がりましょう!」と柳沢伸美理事長。

歩行者天国となる通りは、丸テーブルが並ぶビアガーデンに変身。キンキンに冷えたおいしい生ビール(前売り350円・当日400円)を飲み干し、時のたつのも忘れて気の合う仲間と盛り上がる気分は最高。もちろん、つまみはゆめりあ通りに点在する飲食店がそれぞれに販売。美味ぞろいと評判だ。

ちびっ子たちには、6日の金魚すくい、綿あめ、スイカ割りが楽しそう。松代子供勝鬨太鼓、津軽三味線演奏、ハワイアン演奏も見逃せない。

8月5日
18:00~18:40 睦美流睦美会
19:00~21:00 元気出すぞ~芸能大会

8月6日
18:00~18:30 松代子供勝鬨太鼓
18:40~19:20 津軽三味線演奏
19:30~20:30 スイングバード演奏
20:30~21:30 ハワイアン演奏

長野駅東口商店街協同組合
☎026-227-3600

●長野市ボランティアセンター –
ヒト・モノ・コトを優しくつなぐ
「まちの縁側」が広がっている。

まちの縁側まちの縁側かつては、どこの町にも「長屋の大家さん」のような面倒見のいい人がいて、近所で何か困りごとがあると、その問題解決に損得を度外視して乗り出しひと肌脱いでくれた。味噌が切れた、しょうゆがないという突然の「困った」にも、お隣さんに借りに行けばすぐに快く貸してくれた。世話になっているふだんのお礼にと、今度はもらった野菜やお菓子をおすそ分け。ご近所にはいつも、まったりとしたいい風が吹いていたものだ。

ところが、いつからか、そんな風潮が消えてしまった…。「東京じゃあ、隣にどんなヤツが住んでるのかさえも知らねぇらしいぞ」と驚いていたのは昔の話。今では長野でも当たり前のことになりつつある。

高齢化社会。お年寄りが自分たちの「きょうの暮らし」を自らの手で守らなければならない時代になっている。誰もが自分のことで精いっぱいで、他人のことになど関心を向けなくなっている。東日本大震災では、「絆」の重要性が改めて見直された。しかし、こんな寂しい日常では、いざという時の住民同士の助け合いも期待できない。

こうした深刻な問題を捉え、崩壊した地域コミュニティーや切れ切れになっている人間関係を再生しようという取り組みが、長野市ボランティアセンターの「まちの縁側推進プロジェクト」だ。

町の中に「縁側」のような、住民たちが心地よく寄り合える場を作り、希薄化した人間関係を結びなおしていこうというこの運動は、愛知産業大学大学院教授でNPO法人まちの縁側育み隊代表理事でもある延藤安弘氏が提唱したもので、地元名古屋を皮切りに、長野市をはじめ全国に広がりを見せている。

長野市ボランティアセンターでは平成17年に「まちの縁側」作りをスタートさせたが、このほど約1000か所にまで増えた。縁側の種類も多彩で、言葉のマジシャンとも呼ばれる人がとびきり楽しいサロンを作る「いわの風えんがわ笑楽校」、養護教諭だった女性が開いた地域の大人の保健室「川中島保健室」、みんなで愉快に肩を寄せ合い歌いあう「菊乃屋歌声酒場」などなど。

同センターでは市内5000か所を目指しており、さらに縁側を増やしたい考えで、「ヒトとの出会い、楽しみや食べ物、伝統行事や自然環境など、様々なヒト、コト、モノが行きかいまざり合い、人間関係がより豊かになる地域共生の場」としての縁側を考える『まちの縁側実践講座』を下記の日程で行う。

「災害時に急に何かしようと思っても難しい。普段からの住民同士の関わりがとても大事」(同ボランティアセンター)。いま必要になっている、新しい地域コミュニティーを学ぶいい機会だ。

「まちの縁側実践講座」信州新町
日時/8月4日(木)13時~16時30分
場所/信州新町福祉センター
参加費/500円

「まちの縁側実践講座」篠ノ井中央区
日時/8月5日10時~15時
場所/篠ノ井市民会館大会議室
参加費/800円(昼食代込)
講師(両会場とも)/延藤安弘氏

長野市ボランティアセンター 長野市鶴賀緑町1714-5
☎026-227-3707(西沢・小野)

●サンパルテ山王 –
涼風と満天の星空の下で気分上々。
おいし~いビールで盛り上がる!

サンパルテ山王 ビアガーデン連日の猛暑とパッとしない世情になんとなく沈みがちな昨今。でも、それじゃあ何も始まらない。幸せは歩いてこない。だから歩いていくんだよ。と、ここはパーッと陽気に行きたい。気の合う仲間と冷たーいビールでグビッと喉をうるおし、痛快フリートークに花を咲かせる。「絆」感じるそんな時間が明日の元気の源になるのだ。

そんな向きが多くなっているせいか、長野市岡田町の「サンパルテ山王」は、いま、屋上ビアガーデンで人気を呼んでいる。

サンパルテ山王は、長野市の中心地にありながら、リラックスして過ごせるリーズナブルなホテルとして知られる。ウェディングから各種会議やパーティーまで幅広い利用客がいる。暑さが早まった今年は、特にビアガーデンもオープンと同時に盛況。節電した分、自然の涼風の中で暑気払い!という気分も後押しした。

街中の喧騒からちょっと外れた裾花河畔。空には降るような満天の星が輝き、流れる風も心地いい。サンパルテの今年のプランは、生ビール飲み放題+焼肉食べ放題で3000円(乾杯から2時間)といううれしい企画。お肉もビーフ、ポーク、チキン、ラムと多彩だ。

「焼肉は、お仲間といっしょに自由に焼きながら食べていただける。そんな気楽な雰囲気も好評です」とビアガーデン担当者。

殻つき帆立、壺抜きイカ、エビ、野菜、枝豆のシーフードセット(1700円)、チキンバスケット(600円)、上海風塩焼きそば(500円)、ガーリックトースト&チーズ盛り合わせ(500円)など単品メニューも充実している。今夜あたり、寄ってきますか!?

ウェディング&ホテル サンパルテ山王 長野市岡田30-20
☎026-228-3011(代)
期間/7月1日~8月12日(期間中の日・月を除く)
時間/17時~21時(ラストオーダー20時30分)

●ちりめん雑貨の店「彩華」 –
駅ビルで見つけた
開運グッズいっぱいの可愛いお店。

駅ビルの地階は、想定外の魅力的な店との出会いが楽しめる場所だ。

ちりめん雑貨の店「彩華」ちりめん雑貨の店「彩華」商品長野駅ビルMIDORI地下1階にあるちりめん雑貨の店「彩華」もそんな店の一つ。壁面と平台を上手に使ったレイアウトは店の狭さを感じさせず、招き猫やカッパ、フクロウ、お地蔵さんなどの陶製置物やちりめん製のぬいぐるみなどが陳列され、観光客や常連客が華やかな彩りの商品に目を細める。特に目につくのは、センターのメーンスペース。ここには季節ごとのテーマを打ち出した商品が物語性ゆたかに並ぶ。

猛暑が続く今の季節は、見る人の心をさわやかにしてくれそうなカエルの世界が広がっている。ハスの葉を傘代わりにする愛らしいカエル、葉っぱの上でのんびりと昼寝をする余裕派のカエル、様々なカエルたちの姿が微笑ましい。「夏のシーズンは、気持ちをさっぱりとリフレッシュしたいという思いからでしょうか、カエルグッズはよく売れます]と佐藤香店長。

同店の売れ筋べスト3は①ねこ②ふくろう③カエルの順だというが、最近は東北地方の震災などの悲惨な状況を象徴しているのか、「よみがえる」という意味で、カエルグッズ人気が高まっているとか。

そもそも、カエルには不思議な力が備わっていて、古くから「神様のお使い」と言われてきた。カエルの鳴き声で天気を占う習慣も全国的に定着していて、木の上で鳴くときは雨が降り、田んぼで鳴くときは晴れになると信じられている。信州でも、小布施町・岩松院の「蛙合戦(かわずがっせん)」は、春四月、寺の池にどこからともなくやって来た数百匹のカエルたちがいっせいにゲコゲコ鳴いて求愛する姿が話題になるし、諏訪大社上社では「蛙狩」という昔ながらのカエルにちなんだ神事がある。秋田県角館地方では、大きなガマガエルはヤシキモリといい、家を守ってくれるとも伝えられる。

そんなカエルの霊力から、「生き返る、蘇る、若返るなどの語呂合わせで、とても縁起がいいと喜ばれているんですよ」(佐藤店長)。政治の混迷や震災など、世の中全体がしおれているような今、どんなときにも、のんびりと葉っぱの上で昼寝をするカエルのおおらかさがほしい。そんな風に思った人は、気軽に駅ビル地下にある心安らぐ店へ。忘れていた日本の季節感も色とりどりの商品たちが思い出させてくれる。

彩華 長野駅ビルMIDORI地下1階
☎026-224-1518

●竹村陶器店 –
善光寺門前、昔ながらの瀬戸物屋には
古き良き時代の風が流れていた。

竹村陶器店の外観善光寺界隈を散策していると、懐かしいものによく遭遇する。

横町の竹村陶器店もそんなものの一つ。歴史を滲ませた店の軒下には紺の暖簾が翻り、古く重いガラス戸が強い日差しを跳ね返している。古びた陳列棚には値打ち物の鍋や茶碗、さらに丼などがさりげなく並べられ、懐かしい瀬戸物屋の風情をかもしだす。

「昔はこの界隈にも10数軒の瀬戸物屋があった。今は2軒だけ。最近は100円ショップでも、きれいな皿や茶碗が買える時代だもんね」と話すのは、3代目店主の竹村健さん。戦後間もなく、長野商業高校を卒業後に1903(明治36)年創業の家業を継いだ。以来、まじめにコツコツと歴史を守ってきた。

以前は、すぐ近くにある西宮神社のえびす講には、店の中に行列ができるほど茶碗や茶器も売れたことがあった。えびす講は商業の祭り。今でも毎年11月18~20日には、参道に色鮮やかな縁起物を売る店がズラリと並び、商売繁盛を願う参拝者たちでにぎわう。

最近、えびす神を祀る西宮神社は、善光寺表参道七福神めぐりのコースに入っていて、寺社を巡る一行が店の前を通る。

竹村陶器店の商品そんな参拝者に、竹村さんおすすめの品がある。それは、一見、何の変哲もない湯呑み茶わんだが、熱いお湯を注ぐと表面に宝船に乗った七福神が浮かび上がるというもの。ほかにも極楽浄土を約束してくれる仏様が浮き出るものもある。(ともに800円)。

商売っ気のないところも、逆に好感が持てるのだが、薄暗い店の奥に足を踏み入れると、さりげなく風雅な茶器が配されていて、それが益子や有田などの古窯の名品であったりする。気負いのないそんな姿勢まで優しい。

ひっそりとした店内には、冷やかしの客でさえ快く迎えてくれるおおらかさがある。

竹村陶器店 長野市横町361
☎026-232-3322