8月2011

●横井弘三とオモチャン会 –
信州で晩年を過ごした奇才の世界、
秋の門前町にロマン豊かに広がる。

横井弘三展 わが家のよこいさ~ん長野県飯田市に生まれ幼少期に東京に移住。26歳で中央画壇に彗星のごとく登場した横井弘三は、数々の大賞を総なめにし「日本のアンリ・ルソー」と称された。

戦火激しくなった1944年(昭和19)、55歳の横井は長野市に疎開。その後、昭和40年に南県町の「裾花館」で永眠するまでの約20年間、多くの支援者を得て、たくさんの作品を残している。

間もなく、横井弘三没後半世紀を迎える。

埋もれている横井作品とエピソードの発掘を目指す「横井弘三とオモチャン会」(黒田弘志会長)が現在、信州新町横井弘三研究会との共催で、秋の作品展準備を進めている。

同会は、8月9日長野市のもんぜんぷら座で会合を開き、作品展実施に向けて細部確認を行った。今回の展覧会は信州新町をはじめ、飯山、須坂、戸隠などで新たに発掘した約30点の作品を展示するが、個々の作品と所有者の出会いエピソードも紹介するなど、横井弘三の作品が幅広く楽しめる工夫も。

横井弘三とオモチャン会「当日はエピソードをまとめた冊子も発行し販売します。さらに、会場入り口には等身大の横井さん像も作って置きます。この機会に、たくさんの人たちに、横井さんってこんな人って知ってもらいたい」と抱負を語る黒田会長。ひと味違った作品展になりそうな予感。今から秋が楽しみだ。

「横井弘三展 わが家のよこいさ~ん」
会期/11月3日(木)~13日(日) 午前9時~午後6時
場所/竹風堂大門ホール
長野市大門町511(竹風堂善光寺大門店3階)
☎026-238-1511

横井弘三とオモチャン会
☎026-235-1455

●第41回長野びんずる –
びんずるの歩行者天国に
心地よく響いたボサノバ。

ムジカーザ長野びんずるが行われた8月6日の昼。歩行者天国では様々な路上パフォーマンスが行われ、道行く見物客の目を、耳を楽しませた。

権堂アーケード近くでは、日ざかりの町に心地よいボサノバ、サンバのリズムが流れた。演奏したのはムジカーザ(MUSICASA)SPとギターデュオのマカロン。ムジカーザは長野市で活動するグループで、当日は5人編成。過去にも、さまざまなライブハウスやガーデンでのコンサート、長野市で行われる「お花市」等のイベントでも演奏するなど、知る人ぞ知る実力派グループだ。

リーダーの清水夫妻は、長野市若穂のケーキ工房「キャロット」の裏に「café&LiveMUSICASA」を経営。

「ボサノバ、サンバなどのブラジル音楽や、ジャズ、ポップス、フュージョンなどのバンドやミュージシャンが集まる」ここを演奏活動の拠点にしている。

ムジカーザの演奏は実にやわらかく軽快。ボーカルの甘くあったかい声も魅力的だ。一度聞くと、また聞いてみたくなる。

今後も、8月13日12:00~12:50長野門前町音楽祭サマーステージ(善光寺大本願明照殿、8月15日18:30~善光寺お盆縁日ステージ(善光寺六地蔵横仮設ステージ)などを予定している。

ムジカーザ ☎090-4001-3478ムジカーザ

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●第41回長野びんずる –
ちびっ子たちは目を釘づけ。
「はたらく車ショー」はパパ&ママも興奮!

長野市の夏の風物詩、第41回長野びんずるは、大盛況のうちに幕を閉じた。

8月6日18時30分から行われた祭りのハイライトともいえる「びんずる踊り」には、約250連、約1万2000人が参加。色とりどりの法被や浴衣を着た踊り手たちが、しゃもじを手に「ソーレ」という元気のいい掛け声を目抜き通りに響かせ、集まった観客たちの喝采を浴びた。今年は、生お囃子による演奏や正調踊りも見られ、「ひと味違ったびんずるが楽しめてよかった。アレンジされた若い人たちの踊りもいいけど、正調も素晴らしい」という声も聞かれた。

昼の部も、親子浴衣コンテスト、ヤキメン万博inびんずるなど興味深いイベントが並んだ。

はたらく車ショーはたらく車ショー中でも中央通り、昭和通りで行われたパトカー、消防車、北海道洞爺湖サミットで使用された日野セレガプレミアムなどの車が勢ぞろいした「はたらく車ショー」は小さな子供たちが興味津々。JAFでは子供たちに制服を着せてくれ、運転席で写真が撮れるサービスがあって、付添いのパパ&ママの方がハイテンションに。

同じように人気を呼んだのがパトカー。事件や事故が起きると真っ先に駆けつけ、現場の処理をスピーディーに行ってくれるパトカーや警察官には憧れる人も多く、この日展示された県警のパトカーの前には、子供たちが列を作った。

「カッコイイ!パトカーに乗りたい~!」とせがんだ飯綱町から来た4歳の男の子。順番が来ると、張り切って運転席に飛び乗った。優しく説明してくれるのは長野中央署の清水健郎巡査。警察官になって数年目という若いおまわりさんだ。

「私も困っている人を助け、悪い人を捕まえたいという思いから警察官になりました。警察の仕事は、地域の皆さんの協力と信頼の上に成り立っています。私も、普段から子供たちの交通安全教室などにもうかがっていますが、パトカーに乗っていただけるこういう機会に、警察をより身近に感じていただけたらうれしいです」とさわやかな笑顔。

東日本大震災で被災者の救出、救護にあたった警察官やレスキュー隊員への尊敬や信頼が高まっている。「はたらく車ショー」でも市民たちのそんな心情の一端がうかがえた。

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●第41回長野びんずる –
夏本番!! 踊りの列に熱気
長野びんずるが開催される

第41回長野びんずるは8月5、6の両日、長野市の市街地で開かれた。浴衣や法被を着た大勢の人たちが繰り出し、街はにぎわいを見せた。

▼ちびっ子たちは目を釘づけ。「はたらく車ショー」はパパ&ママも興奮!
▼びんずるの歩行者天国に心地よく響いたボサノバ。
第41回長野びんずる
第41回長野びんずる
第41回長野びんずる
第41回長野びんずる
第41回長野びんずる

●ベアニー店 –
失敗しないお土産選び!
駅前にある「小さな物産館」。

長野県は観光県。美しい自然、ロマンの薫りあふれる歴史と文化、味わい深い温泉や味覚…。春夏秋冬、どこに出かけてもたっぷりの感動を味わえる。

しかし、旅の後、そんな感動のおすそ分けともいえる「お土産」選びとなると、これが意外に頭の痛い話。どこで買っても同じような気がするし、お煎餅やお饅頭では当たり前すぎるし、感謝されるものにしたいし、そうは言っても予算内でシッカリ抑えたいし…なんて、迷い始めたらキリがない。

長野駅前のアベニュー。観光客に人気がある

長野駅前のベアニー店。観光客に人気がある

そんな時、地元「ぐるなが」が絶対間違いなしと太鼓判を押せるのが、ズバリ!長野駅前にある「ベアニー店」という名の店。店内はさほど広くはないが、陳列や商品構成の巧みさによるのか、実際よりかなりワイドに感じられる。

「長野県老舗菓子舗80社のほか、県内有力メーカーとの直接取引で常時2500アイテムぐらいの商品を網羅しています」と胸を張る高山訓明社長。長年、大手土産品商社に勤務し培った「お土産」に対する考え方にブレはない。常にお客さんの動向に目を配り昨日と違う、数時間前と違う「生きた陳列」を心がけている。

オリジナルの生そばがおすすめだとか

オリジナルの生そばがおすすめだとか

今ヒット中なのがオリジナルの「栗しぼり」と超ロングなマーブルチョコ

今ヒット中なのがオリジナルの「栗しぼり」と超ロングなマーブルチョコ

ざっと店内を見回しても、人気2トップの風味が違う信州限定生そば(3~4人前525円・5~6人前1050円)、栗粒入りの生地でこしあんを包み蒸した銘菓「栗しぼり」(10個入り840円・15個入り1260円)をはじめ、ベアニー店オリジナル商品が目に付く。地域でしか購入できないもの、その店でしか買えないものにこだわる社長の姿勢の表れだ。

信州産の食材を使った漬物やワイン、リンゴ、ブルーベリーなどの特産品を使用したクッキーやケーキ、栗ようかん、栗落雁、味噌、地酒などが見た目も楽しくレイアウトされている。
商品に対する信頼感によるのか、定期的にやって来ては野沢菜づけを買っていく地元の常連客もいるという。

「大げさなようですが、うちは小さな物産館だと思っています。場所柄、観光案内所的な役割を担うことも。だから、スタッフたちにも、お客様のどんな質問にもお答えできるようにと販売員教育にも力を入れているんです」(高山社長)。

長野駅前という抜群の立地にある同店。しかし、それだけに甘んじない地味な努力の積み重ねが背後にある。目立たない日々の取り組みが確かな信頼に結びついている。

ベアニー店 長野市末広町
☎026-268-0665

営業時間/8時~20時30分