●横井弘三とオモチャン会 –
信州で晩年を過ごした奇才の世界、
秋の門前町にロマン豊かに広がる。

横井弘三展 わが家のよこいさ~ん長野県飯田市に生まれ幼少期に東京に移住。26歳で中央画壇に彗星のごとく登場した横井弘三は、数々の大賞を総なめにし「日本のアンリ・ルソー」と称された。

戦火激しくなった1944年(昭和19)、55歳の横井は長野市に疎開。その後、昭和40年に南県町の「裾花館」で永眠するまでの約20年間、多くの支援者を得て、たくさんの作品を残している。

間もなく、横井弘三没後半世紀を迎える。

埋もれている横井作品とエピソードの発掘を目指す「横井弘三とオモチャン会」(黒田弘志会長)が現在、信州新町横井弘三研究会との共催で、秋の作品展準備を進めている。

同会は、8月9日長野市のもんぜんぷら座で会合を開き、作品展実施に向けて細部確認を行った。今回の展覧会は信州新町をはじめ、飯山、須坂、戸隠などで新たに発掘した約30点の作品を展示するが、個々の作品と所有者の出会いエピソードも紹介するなど、横井弘三の作品が幅広く楽しめる工夫も。

横井弘三とオモチャン会「当日はエピソードをまとめた冊子も発行し販売します。さらに、会場入り口には等身大の横井さん像も作って置きます。この機会に、たくさんの人たちに、横井さんってこんな人って知ってもらいたい」と抱負を語る黒田会長。ひと味違った作品展になりそうな予感。今から秋が楽しみだ。

「横井弘三展 わが家のよこいさ~ん」
会期/11月3日(木)~13日(日) 午前9時~午後6時
場所/竹風堂大門ホール
長野市大門町511(竹風堂善光寺大門店3階)
☎026-238-1511

横井弘三とオモチャン会
☎026-235-1455