●BOOK -
「シリーズ藩物語 松代藩」(田中博文)
親兄弟の血縁を断っても守り抜いた「真田」の家名。
あの時代、信州最大の藩で何が起こっていたのか?

松代藩江戸時代、徳川将軍家の下には全国に300諸侯の大名家があった。現在、その家中を「藩」と呼んでいるのだが、当時「何々藩」と呼ぶことはきわめて稀で、明治以降になって使用されるようになったといわれる。

そうした全国諸藩の歴史を物語風にまとめたのが「シリーズ藩物語」(現代書籍)で、このほど「松代藩」(1680円)が刊行された。歴史をただ学術的に追うのではなく、誰にでもわかりやすい物語として紹介しているのが特徴の人気シリーズ。

すでに、弘前、米沢、会津、高田、土佐藩などが刊行されており、長野県でも新刊の松代が上田、小諸、松本、高遠に続き5巻目となる。
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