●ヨシコフラスタジオ -
しなやかで神聖なフラが心を癒す。
それぞれのダンスにはそれぞれのロマン物語が眠る。

ヨシコフラスタジオダイアモンドヘッドが見えるワイキキのビーチ。中でも最も優雅な気分を味わえるといわれるハレクラニは、ワイキキの中心に位置していながら、ゆっくりとハワイを感じられる場所だ。

そこにある由緒あるレストランが「ハウス・ウィズアウト・ア・キー」で、庭にある樹齢100年を超えるキアヴェの木の下で、毎晩のように繰り広げられているのがハワイアンミュージックとフラのショー。美しいサンセット風景の中で見られる舞いは華やかにして神聖。そこには、ハワイを訪れた人ならぜひ体験したいと願う夢のような時間が流れる。

ヨシコフラスタジオフラには、人々を勇気づけ、癒してくれる力があるような気がする。

女神ラカがモロカイ島の聖地カアナにフラを生んだとも伝えられ、特に古式フラといわれるフラカヒコは極めて厳粛。ダンスは神に捧げる最も神聖なものと伝えられていることも、不思議な魅力の原因かもしれない。

長野市鶴賀田町のウィンナー楽器2階にある「ヨシコフラスタジオ」は、子供やビギナーからインストラクタークラスまで数百人の生徒が通う人気のフラ教室だ。

カリキュラムも月~土、昼夜ごとに緻密に構成され、レベルによって楽しく厳しくレッスンする。「固定教室以外にも、デイサービスや公民館などにも要望があったら行きます」と、代表の碓井美子さん。

フラはしなやかに体を動かすだけで自然に美容効果を生むため、若い女性や高齢者でも気軽に楽しく学べる。5月からは長野市平林にある「花ボケーSHOP&COLLEGE」にも新クラスが開設される。

ヨシコフラスタジオ碓井さんがフラに出会ったのは22年前。叔母に連れられ通った東京のハーラウ(教室)だった。新幹線も高速道路も開通していなかった当時、長野にはフラ教室がなかった。ベーシックコースを経て、6年間のインストラクターコースを終えて1999年長野市に教室を開校。ハワイ語で先生のことをクムというが、やがて、フラをやるなら生徒たちのためにも直接ハワイのクムから学んだ方がいいと判断。優れた指導者として知られたエドワード・コリア―さんとその娘のカメレ・マーケスさんに師事。特にカメレさんからの影響は大きかったという。

レッスン場で、イプヘケと呼ばれるひょうたん楽器のリズムに合わせてレッスン生たちが優雅な舞いを見せる。たゆたうようにしなやかに流れる体。上体のモーションは、文字を持たなかった古代ハワイを象徴するように歌詞やさまざまな意味を持つ。

愛する王子の心に別の女性の存在があることを嘆き悲しむ舞いや、溺愛する娘の結婚式に贈る舞い、愛らしい孫娘を思う祖母の愛情がにじみ出た舞いなど数あるダンスには、それぞれに繊細なドラマが宿り、ゆったりと包まれていくような優しい世界が広がっていく。

ビアガーデンや夏祭り、介護施設からも招かれ楽しいステージを見せる。どんなイベントでヨシコフラスタジオも絶対に手を抜かないのは「見ている人がフラで心を癒し幸せになってほしい」と願っているから。昨年7月には長野市若里文化ホールで華麗なホイケ(発表会)を開催し話題になった。

「教室には85・6歳の方もいます。フラで気持ちが良くなり、自分だけの時間を楽しむことで、気分もリフレッシュできますよ」と碓井さんはいう。

ヨシコフラスタジオ
(ハーラウ ナー レイ オ ナー プアナニ)
◆所在地
長野県長野市鶴賀田町2101(ウィンナー楽器2F)
◆レッスン料(一例)
成人女性クラス70分6000円/月
子供クラス60分4000円/月
◆問い合わせ
☎026-232-7497
携帯080-6994-7824(碓井)

長野県長野市鶴賀田町2101