●城下町松代散策① -
真田十万石のロマンが薫る
やすらぎに包まれた城下町をそぞろ歩く。

趣ある城下に秘められた
真田一族の悲喜こもごものドラマ。

城下町松代散策

吹く風に少しずつ秋を感じられる季節になると、ふと、歴史ある町を歩いてみたくなる。そんな気分は、おそらく誰もが持っているノスタルジーだ。

善光寺平と呼ばれる平野の南東、長野市松代は「真田十万石の城下町」として知られる。千曲川が流れ、三方を山に囲まれたこの町は、江戸時代、北信濃の更級(さらしな)、埴科(はにしな)、高井、水内(みのち)四郡の政治、文化の中心地で、幕末期の人口はすでに1万人にのぼっていたといい、松本に次ぐ信州第2の「都市」だった。
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