●長野美術専門学校 –
こどもたちのしなやかな感性、もっと伸ばそう。
「ながのこども美術学校」は大人たちにも刺激的だ!

長野美術専門学校「絵がヘタ芸人」が登場するTV番組がある。大の大人が足が4本もある鳥を描いたり、異常に温和な顔のウルトラマンや珍獣と見紛うようなお相撲さんを描いて爆笑を誘う。

それも、決してふざけているのではなく、ガチで挑戦しての結果だ。見ている視聴者の方も自分の絵の下手さ加減を棚上げして、腹を抱えて笑い転げるのだ。だから、視聴率も結構跳ね上がる。

しかし、そもそも、うまい絵とは何なのだろう?第一、絵は上手に描かなくてはいけないものなのだろうか?そんな疑問を抱いたことはないだろうか。

そこで、絵はもっと自由奔放なもので、表現しようという思いを素直に表すことが最も大事…と感じさせてくれるのが、中御所にある長野美術専門学校が10月15日からスタートさせた、子供のための美術講座「ながのこども美術学校」だ。

この講座は、自分と他者の比較の意識が芽生える小学校3~6年生を対象に、美術を通じて、ものごとを「見つめる力」「感じる力」、自分や世界を「描く力」「伝える力」を伸ばしてもらおうと誕生させた注目の講座。カリキュラムも、自分で思い描いているメロンパンを描こう、実際手で触れた本物の量感をもとに粘土でピーマンを作ってみよう、学校に動物園を作ろう…など、おおらかで楽しい。

「3年生ぐらいから子供たちの絵が画一的になっていくというデータがあります。他人の絵を見て周りと調和させようとする。そういうふうに自分が持っている本来の発想を閉ざしていく子がいるんです。自由な発想こそが、何物にも代えられない大切な感性だということを、同じ美術家として楽しみながら伝えていきたい」と専任講師のごとうなみさん。自身も版画やインスタレーション(場所や空間全体を作品として体験させる芸術)の世界で活躍する美術家の顔を持ち、臨床美術士の資格もある。

長野美術専門学校教室には、長野市を中心に遠くは白馬からもやってくる生徒たちがいる。将来アーティストをめざす子も、そうでない子も、講座を通じて得た経験や発想力は、きっといつか、子供たちにとっての大きな財産となるはず。

美術による教育を「美育」という。伸び盛りの子供たちの脳も、美術によって健全に、創造性豊かに育つ。受講した子供たちの満足げな表情が教室いっぱいに広がっている。

開講期間は10月15日~来年3月20日、土曜日を中心に14時~16時30分(月2~3回)。1期間6か月のカリキュラムで、月ごとに段階的なテーマで構成されていく。受講料は3万円(月払いの場合5000円×6)。中途入講も受け付けている。

長野美術専門学校長野美術専門学校
◆所在地 
〒380-0935
長野県長野市中御所1-10-10
◆問い合わせ ☎026-227-3229

長野県長野市中御所1丁目10−10

コメント

  • 芸術家肌の我が息子は小学1年生。こどもの感性に驚かされる毎日、「美育」について積極的に考えてみようかと思いました。

    2011年12月7日 9:52 AM | 和光寛

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