●GALLERY12 -
ふれて感じる生命の不思議。
はっとする、ほっとする山上晃葉さんの作品展。

山上晃葉(あきは)さん個展長野市を拠点に作品制作をする若いアーティストたちの活動が盛んだ。

東後町の門前町屋ぎゃらりぃ十二天内「GALLERY12」で、12月4日~18日まで開催されている山上晃葉(あきは)さんの個展「fission(フィシャン)」も、それを感じさせる作品展だ。

山上さんは多摩美術大学大学院を卒業後、都内で数々の版画や立体作品を制作。六本木、神戸、タイなどで個展、グループ展を開催しているが、2年前から郷里に戻り、いわば、今回の作品展は地元でのデビューとなる。

会場で目を引くのが個展のテーマでもある立体作品「fission」。細胞、核分裂を意味するこの作品は、山上さんが「柔らかい彫刻」と呼んでいるもので、細胞が今まさに分裂する瞬間を描いている。壁面に広がる巨大な乳白色の造形は、肉の塊が引き裂かれたようにも、骨のようにも見える。

「実際に手で触れて、作品を感じてほしい」と山上さん。

作品は、薄布に綿などを詰めて造られている。訪れた人たちもその優しい感触を体感し、生命の不思議さを思う。

彼女の作品に一貫して流れているテーマは「人間の身体」。「人間の身体を視覚的なモチーフにして用いることで、人間の身体が内包している<時間>、精神と肉体の<関係>、人間が絶えず繰り返してきた命の<サイクル>を表現したかった」という。山上さんの作品は2008年に佐久市立近代美術館に収蔵されているが、この作品も同美術館に収蔵される。

数年前からコンテンポラリーダンスとのコラボを始め、ダンサーの衣装も手掛けるなど、表現世界を広げている。

山上晃葉(あきは)さん個展同時に展示されているドローイング作品や、山上さんデザインのグッズも興味深い。

GALLERY12
◆所在地
長野市東後町16-1(門前町屋ぎゃらりぃ十二天内)
◆営業時間
10:30~18:30 入場無料
◆問い合わせ
☎026-217-2854

長野県長野市長野東後町16

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