●第9回長野灯明まつり –
7色の光に浮かび上がる善光寺の艶やかさ。
仲見世や宿坊にもおもてなしの灯りがともります。

長野灯明まつり今や長野市の冬の風物詩にもなっている「長野灯明まつり」が、2月11日から善光寺周辺で始まった。

長野オリンピックをきっかけに生まれたこのイベントは、日本を代表する照明デザイナー石井幹子さんのプロデュースで、善光寺を五輪の色にちなんだ5色にライトアップし、その美しい光によって世界に「平和」のメッセージを発信していこうというものだ。毎年、地元長野市はもちろん、県内外からも数多くの見物客が押し寄せる。

長野灯明まつり長野灯明まつり長野灯明まつり長野灯明まつり今回のテーマは「復興と平和の黎明(れいめい)」。東日本大震災や長野県北部地震の傷跡が今なお残る今年は、いつもの5色より2色多い7色の「希望の光」が本堂や山門、鐘楼、仁王門、大本願、大勧進などを鮮やかに照らし出した。

初日となった11日午後5時30分から、山門前で点灯式が行われたが、勇ましい太鼓演奏の後、山門が青く浮かび上がると、詰めかけた観客から「オーッ」という歓声が上がった。

ふだんはあまり見られない国宝の本堂や境内の夜景は、光彩の中で異次元の美しさを見せる。仲見世の店々もいつもより遅くまで開けていて、趣向を凝らした「灯かり御膳」を提供する松屋旅館、灯明まつり限定の「黒豆きなこクレープ」を販売する九九や旬粋、「やすらぎの香」をプレゼントするやなぎ屋仏壇店などさまざまな趣向を凝らしたサービスを行っている。

灯明まつりフリークにお馴染みなのが、善光寺周辺に点在する宿坊が企画するおもてなし「宿坊ゆめ茶会」。「如月の宵―灯り御膳」(1000円)を提供する淵之坊、春待ち懐石とゆめ色コンサート(3000円)が楽しめる常住院、本尊開帳と天然きのこうどん(300円)の薬王院、釈迦涅槃像特別開帳とスリランカ王家に伝わる宝石展示とネパール最高峰の仏画特別展覧の世尊院など39軒の宿坊がそれぞれ情緒あふれる催しを行っている。

そして、もう一つの魅力は、中央通りや表参道でみられる「ゆめ灯り絵展」。切り絵常夜灯と呼ばれる灯篭に、応募者が平和への願いを込めてデザインした切り絵を貼った灯篭は、暗い通りにポッとあたたかい光と幻想的な絵柄を見せる。今年は昨年より100個多い750個の作品が並んだ。

長野灯明まつり「絆」「心を一つに」などという文字が目立つ小学生の作品も、胸にしみる。

美しい光の中にひろがる善光寺も、感動的だ。

第9回長野灯明まつり
◆期間 2月11日~19日
◆時間 午後6時~9時
◆問い合わせ 長野灯明まつり実行委員会事務局
/☎026-2591005
/公式ホームページ http://www.nagano-toumyou.com

長野灯明まつり

長野灯明まつり

長野灯明まつり

長野県長野市長野元善町491

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