●長野電鉄長野駅
駅ナカで見つけた
「アナタハ横井弘三ヲ知ッテマスカ?展」を知ってますか?

横井弘三「駅ナカ」という言葉がある。

従来は、電車や列車の乗り降りに利用するだけのためにあった「駅」という存在から、駅構内にある魅力的な店舗集中スペースという捉え方に変わり、ここにカフェやレストラン、コンビニ、書店、ドラッグストア、英会話スクールなどが出店。多目的に使えるスペースではコンサートやミニ物産展などの楽しいイベントが開催されることだってある。駅そのものが、とても気になる、面白いものになっている訳だ。

今年10月に丸の内駅舎復原工事を完了する東京駅のように、歴史ロマンあふれるホテルやグルメ派垂涎の駅弁街ができる超注目の駅ナカもある。

といっても、長野の「駅ナカ」じゃあ何も期待できないか…?と歩いていたら、長野電鉄長野駅の改札口前コンコースで、ちょっと目を引くイベントを発見!してしまった。

電車を待つ人たちの椅子が並ぶ待合スペースに、大きな衝立式パネルが並び「アナタハ横井弘三ヲ知ッテイマスカ?展」と銘打たれている。期間は6月2日~29日。当然のことながら鑑賞無料だ。

横井弘三展示会は、長野県飯田市生まれで、26歳にして彗星のように中央画壇に登場し名だたる賞を総なめした画家・横井弘三の作品世界と人物像をもっとよく知ってもらおうと、横井弘三作品の発掘調査を進める市民団体「横井弘三とオモチャン会」が企画開催した。

「横井は、昭和19年に一家で長野市に疎開して定住してるんです。晩年は多くの支援者を得て、たくさんの作品を残しています。でも、まだ、そんな横井さんを知らない人がたくさんいる。この機会に知ってもらって、気付かずに家の中で眠っている横井作品発見の切っ掛けになってくれたらうれしい」と、同会事務局の山崎晴樹さん。

パネルには、童心画の先駆者である横井の作品紹介、善光寺界隈を愛した横井の人となり、そして貴重な「上林温泉のパラダイス」というタイトルの絵ハガキシリーズや古いチラシなども見られる。おおらかさを感じる横井作品の一端にふれられ、その作風の心地よさを知る。

初めて「横井弘三」を知ったという20代のサラリーマンも「なんか、ほっとする作品が多く、癒されますね」とパネルに見入った。

11月23日~12月2日、昨年も開催して好評だった「わが家のよこいさ~ん展」を長野市大門町竹風堂ギャラリーで行う計画だという。

作品展も楽しみだが、駅でのこんな試みが続いたら、長野の「駅ナカ」もけっこう楽しくなってくるかも。

横井弘三とオモチャン会 
◆事務局 長野市緑町1398
◆問い合わせ ☎026-235-1455(事務局)

長野電鉄長野駅
◆所在地 長野市南千歳町1-25
◆問い合わせ ☎026-226-2681

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