●かるかや山西光寺 –
風雅な芸能に酔いしれる一夜かぎりの縁日。
暑さも忘れてしまいそう!

かるかや山西光寺「絵解きの寺」として全国的に知られる長野市のかるかや山西光寺(さいこうじ)で、8月2日の夜、心癒される芸能鑑賞の夕べが開かれる。

JR長野駅近くの末広町から善光寺へと向かって延びる中央通り沿い。北石堂町に色鮮やかな案内看板と風情ある山門を見せる西光寺は、昔から苅萱上人(かるかやしょうにん)とその子石堂丸の悲しい伝説が残る寺であり、住職夫人の竹澤繁子さん、副住職夫人の環江さんが語る石堂丸や六道地獄絵の絵解きが有名だ。

かるかや山西光寺絵解きというのは、物語絵や寺社縁起、軍記物語絵、さらには高僧の一代記図絵などが描かれた掛け軸や絵巻のストーリーを、生きた言葉で伝える語りや語り部のことを言う。平安末期に始まったといわれ、テレビがなかった江戸時代に庶民の娯楽の一つになった。

西光寺の細長い参道を進み、凛とした空気が満ちた境内に足を踏み入れると、目の前には本堂、右手に庫裏が見える。美しい緑の木々に包まれるように立つ銅像が、寺とゆかりがある苅萱上人と石堂丸の親子対面の像だ。

かるかや山西光寺西光寺には、江戸前期と中期の「苅萱道心石堂丸御親子御絵伝」二幅が寺宝として伝えられている。明治時代からその絵を解説する絵解きが行われており、一時中断したが、現在の竹澤俊雄第59世住職の祖母が再興。それを現住職夫人の繁子さんが継承した。絵解きは「苅萱道心と石堂丸」「十王めぐり」「六道地獄絵」があり、希望者にはご志納金500円でいつでも聞かせてくれる。繁子さんの絵解きはよく通る声と分かりやすい構成で評判。今では日本でも貴重な女性絵解き者の一人といわれる。

その名寺で毎年夏行われている一夜かぎりの催しが「かるかや縁日芸能鑑賞の夕べ」。

かるかや山西光寺第32回目となる今年は、人形浄瑠璃「山椒太夫」(猿八座)、紙芝居「石堂丸のお話」(竹澤環江)、絵解き「苅萱道心石堂丸御親子御絵伝」(竹澤繁子)、ギター演奏(岩村通康)といったバラエティー溢れる内容になっている。

真夏の夜、涼やかな風に吹かれて楽しむ芸能の世界は、きっと心を癒してくれるはず。

石堂丸の紙芝居を見た子供たちにはお楽しみ夜店の「ラムネ引換券」を進呈。嬉しさも2倍になる。

境内には、苅萱塚(石堂丸の母君・千里御前の墓、苅萱上人の墓、石堂丸の墓が並ぶ)、信濃新四国霊場石碑、大師堂、長野県最古の芭蕉塚、家運興隆、無病息災、金運招福などに霊験あらたかな朝日山大蛇の塚などがあり、見どころの多い寺でもある。

第32回かるかや縁日芸能鑑賞の夕べ
◆日時 8月2日(木)午後6時~
◆所在地 長野県長野市北石堂町1398
◆問い合わせ かるかや山西光寺(☎026-226-8436)

長野県長野市南長野北石堂町1398

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