●楽徒(がくと) –
ウォーキングブームを足元から支えるショップに注目!
間違いだらけの「靴」選びは「苦痛」につながることもある。
このところ、中高年や女性たちを中心にウォーキングがブームになっている。
総理府が行った調査によれば、「この1年間に行った運動・スポーツ」の第1位がウォーキングで、2位以下の体操、ボーリングを大きく上回っている。
ブームの核になっているのはシニア世代。年齢を重ね、健康・体力・ストレス解消・親睦などの目的から歩き始めた人たちだ。もちろんアンチエージングや美容のために歩く若い女性たちも多い。最近ではスキーのストックを持って歩くノルディックウォーキングなども人気を呼んでいる。
しかし、ここで気を付けたいのは、「歩く」ことの前に重要なチェックポイントがあるということ。それは、案外簡単に考えられがちだが、実はとっても大事な「靴」の存在なのだ。
日常生活では勿論だが、「歩く」ことを目的としたウォーキングの場合には私たちの体重を支え、足の動きを促し、スムーズなウォーキングフォームを作り出してくれる靴は決して軽視できないアイテムだ。でも、自分にとって一体どんな靴がいい靴なのか? ほんとのところはよくわからない。
そんな時に絶対的な味方、「知恵袋」になってくれる店が長野市権堂町にある「ウォーキングサポートショップ楽徒(がくと)」だ。
2008年6月にオープンしたこの店は、ミズノ、ヨネックスなどのウォーキングシューズやウエアなどを揃える本格的なショップ。歩く人たちの様々な相談に応えてくれる。
「一番大切なのは、やはり靴です。その人に合ったものを履かないと外反母趾や膝痛、腰痛など様々な症状を引き起こすこともある。加齢とともに土踏まずが下がって体のバランスが崩れていることも大きな要因なんですね」と店主の竹前滋日子(しげひこ)さん。サラリーマン生活を経て店を始めたが、その間に出会った多くの人たちからそんな悩みを聞いてきた。
たいていの人の靴は正しいサイズではないという。靴の中で足が泳いだり、縮こまったりしている。そこで、竹前さんは来店した人にまず足の測定を勧める。測定機に立ち足底圧を測り重心のかかり方を見る。そして足の正確なサイズを測定。さらに中敷(インソール)の型取りをし、客の足裏にピッタリの中敷を作製する。
楽徒のインソールはフランス製(11000円)で、低下した土踏まずを気持ち良く持ち上げてくれる。そのため、足がぐらつかなくなりケガを予防、血行促進効果からむくみを軽減、体全体のバランスが保たれ腰痛、膝痛、O脚、外反母趾を防ぐ…などのメリットを生むのだ。
本格ウォーキングタイプからビジネスウォーキングタイプまで様々な靴が並ぶ同店の人気No1シューズは、ミズノODスペシャル(24150円)。履きやすく軽やかな仕上がりとデザイン性がその秘密だが、さらにインストールを加えればもう安心。心行くまで街なかウォーキングや高原トレッキングが満喫できそうだ。
楽徒では、店の常連客らとウォーキング会を結成。今年も月1ペースで地附山、飯綱山、茶臼山、松代、善光寺界隈などを爽快に歩いた。足にぴったりフィットした靴によりメンバーたちも気分上々の1日だったという。
権堂アーケードに行った時には、気楽に立ち寄ってみたいあったかいショップだ。売らんかなの姿勢が前面に出ないのも魅力だね。
ウォーキングサポートショップ楽徒
◆所在地 長野県長野市権堂町2229
◆営業時間 10:00~19:00
◆定休日 不定休
◆問い合わせ ☎026-232-4048
ぐるなが | 最終更新:2012年12月6日 6:39 AM | 投稿:2012年12月1日 1:32 AM | カテゴリー:長野市街地 | コメント(0)
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