●花見茶屋 鶴亀 -
桜を愛でる「花見」という習慣、茶屋のあったかい空気。
このすばらしい世界、子供たちにも知ってほしい!

花見茶屋 鶴亀信州の春を告げる美しい桜が、各地で咲き始めた。

桜の名所といえば、長野県内では高遠城址公園(伊那市)、上田城址公園(上田市)、懐古園(小諸)、松本城周辺(松本市)などが挙げられが、長野市民にとっての一番の「桜」となると、何と言っても城山公園、それも石垣の高台に広がる県社境内一帯の470本のソメイヨシノだ。

花の見事さももちろんだが、薄桃色の花がほころび始めるのを待ちかねたように、界隈には色鮮やかな幟や看板を掲げた「花見茶屋」が開き、おでんや焼き鳥、焼きそばなどの香ばしい匂いがあふれ出し、花見気分が一気に膨らんでいく。プレハブ式の城山公園の花見茶屋は昭和25年ごろから始まっており、もう60年以上の歴史を重ねる。長野の4月の気候はまだ肌寒く、暖かい小屋の中から桜を愛でてもらおうと考えられたもので、全国的にも珍しく、長野県内ではここだけだ。

花見茶屋 鶴亀最盛期には25~6軒が出店し賑わいを見せたというが、景気の動向や後継者問題などが原因で、今年は4月5日に市内で営業する老舗や人気飲食店6軒が店開きした。

境内北側にある「花見茶屋鶴亀」も、今年で20年目の出店になるお馴染みの店。もともと南千歳町にある人気居酒屋「鶴亀」「鶴翔」「オーガスト・ムーン」の姉妹店ということもあり、茶屋のメニューもほとんどが手作り。気さくな雰囲気とその料理の充実ぶりでも評価が高い。

「城山公園の花見茶屋には、古くから受け継がれてきた花を愛で、寄り合った人同士がグラスを合わせてあたたかく心を通い合わせるという、日本のいい文化が残っています。それをなんとか守っていきたい。そう思って自分が店を始めた時から、ここにも店を出しているんです」と女将の斎藤幸代さん。

花見茶屋 鶴亀鶴亀の茶屋内からの眺望も抜群で、長野市街地の夜景が夜桜ごしに一望できる。当然のことながら、夕暮れ時から押し寄せる宴会客にも大好評だ。

料理人が腕を振るう塩昆布キャベツ(350円)ホタルイカ沖漬け(400円)ヤゲン軟骨唐揚げ(450円)特製つくね串(2本400円)牛すじ煮込み(550円)などはぜんぶ美味。ビールや焼酎のピッチも上がりそう。もちろん飲み放題付の「花見茶屋コース」4000円、花満開コース4500円もお得だ。

さらに今年は「花見という美しい習慣、そして、人の絆があたたかく結ばれる花見茶屋という空間のすばらしさを、未来を担う子供たちにも知ってほしい」と斎藤さんが地元・城山小学校に呼びかけて、4月17日午前10時40分から素敵なイベントを実施する。

花見茶屋 鶴亀名付けて「お花見茶屋で楽しいアート体験」(仮)。長野市内でアトリエショップを経営する布絵アーティストの青柳ひろみさんを招き、リズミカルな音楽に身を躍らせ、夢のある動物や花をその場で描く彼女のパフォーマンスを、5年生の子供たち88名と共に楽しむ。茶屋という空間でアートとふれあい、子供たちのしなやかな感性をよりゆたかに磨いてほしいという女将の願いが込められている。子供たちにとっても貴重な「花見茶屋」体験となるはずだ。

花見茶屋 鶴亀
◆所在地 長野市城山県社境内
◆問い合わせ ☎026-232-5604

長野県長野市箱清水1丁目7−1

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