●長野さくら事情 -
爛漫と咲き誇る艶やかなさくら・さくら。
今年はいつ観る? 今でしょ!!

長谷寺(長野さくら事情)桜ほど、日本人に愛される花はない。

訪れた春を華麗に祝うかのように、南からいっせいに咲き上るその花は、瞬く間に日本列島を北上し、また、あっという間に散っていく。爛漫と咲いた花の散りぎわもあわただしく、そのはかなさも人々に愛される要因の一つだ。

冬の寒さが厳しい信州の春は遅い。長野の桜は、その季節を耐えて咲くだけに、ひときわの鮮やかさを見せる。昔から、樹齢を重ねた美しい桜の名所は多いが、濃紅色のオオヤマザクラ、薄紅色のエドヒガンザクラ…と花の色も実は微妙に違う。

長野市泉平、芋井の静かな山里に咲くのは素桜神社の神代桜だ。国指定・天然記念物の樹齢1200年のエドヒガンザクラで、神社の境内一杯に見事な紅の花を咲かせる。その昔、素戔嗚尊(すさのおのみこと)がこの場所に刺した杖が大きく育ったものという言い伝えがあり、日本屈指の長寿桜だ。4月下旬ごろに花が開くと、農家の人たちはこれから始まる農作業の目安にしたという。

長谷寺(長野さくら事情)篠ノ井塩崎にある真言宗の名寺・長谷寺の桜も美しい。善光寺平を見渡す高台にあり、急な260段の石段を上ると、微かな甘い香りとともに両側から桜の花が迫ってくる。目の前に現れた鐘楼門、傍らに艶やかな枝垂桜が咲く。枝越しに舞台づくりの美しい観音堂の佇まいが見え、静かなその風景にも心が洗われる。

若穂綿内にある真言宗の寺・蓮台寺(れんだいじ)の桜もいい。特に本堂前にある枝垂桜は樹齢数百年の巨木だ。この寺は九体の阿弥陀如来坐像を本尊としていることから土地の人たちに「九品仏さん(くんぶっつぁん)」と呼ばれ親しまれてきた。5月8日の九品仏の祭りには、ちょうど桜が見ごろとなり、お寺参りに来た参拝者は、先祖の霊が宿る
桜の老樹にもそっと手を合わせるという。

市街地でも、善光寺の東側に広がる城山公園は昔からの桜の名所。約470本のソメイヨシノが咲き誇り、早くから席取りをして花見を満喫する人たちの姿も名物となっている。雲上殿へと続く「桜坂」と呼ばれる坂道には、色鮮やかなぼんぼりが設置され、花見ムードはいっそう高まる。その雲上殿の桜は展望道路を含め650本のソメイヨシノ。高台からは長野市内が一望でき、夜桜や夜景を楽しむ人たちで賑っている。

松代嬢(長野さくら事情)観光客にも注目の「桜」となると、城下町松代で繰り広げられる「エコールド・まつしろ2013松代春まつり」がおすすめ。開催は4月13・14・20・21日で、松代城およびその周辺を会場に、本丸内桜ライトアップ、お花見宴会、飲食、物販のブース出店、伝統芸術・芸能・音楽の披露などが行われる。もちろん象山神社や真田邸、文武学校など風情ある桜の名所が多い。そぞろ歩きにもぴったりの季節だ。

◆問い合わせ ながの観光コンベンションビューロ ☎026-223-6050

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