●納豆の村田商店 -
毎日食べてもおいしい、飽きない、そして、ヘルシー。
日本一の納豆を作る会社が「長野」にある!

あの武将たちも食したスタミナ源、それが「納豆」

(有)村田商店

長い間、日本人の食文化を支えてきた「納豆」という発酵食品。

昔から、一般家庭の朝の食卓には必ずといっていいほどあった、お馴染みの存在。タレをかけ箸でかき混ぜてからあったかいご飯の上にかけ、糸を巻きながらツルルッとすするようにして食べる。豆の風味とうまみが口いっぱいに広がっていき、朝からご飯が何杯でも食べられそうな気がする。

かといって、食卓の主役というわけではないし、むしろ見た目は地味で、特有のニオイを持つ。つまり、野球で言うと、ホームランを打てるバッターではないのだが、いつも大事な場面でカッチリと確実にバントを決めてくれる、そう、往年の巨人軍のバント職人・川相選手のような存在だ。

そもそも、納豆がこの世の中に誕生したのは諸説あって、真実は定かではないのだが、弥生時代には煮豆と藁の菌がたまたま偶然作用してできたという説がある。ともあれ、11世紀半ばごろに書かれた「新猿楽記」(藤原明衡)という書物には、すでに「納豆」という言葉が登場していることからも分かるように、古来から日本人に親しまれてきた貴重な食べ物であったのだ。

戦国時代になると、名だたる武将たちが貴重な蛋白源、スタミナ源として納豆を食べ、江戸時代には京都や江戸に「納豆売り」がいたといわれる。

時代は変わり、納豆も原料大豆の品質や生産技術の進化で格段においしくなっている。

さらに、納豆菌の一部が安定した芽胞のまま腸内まで生きて到達し、ビフィズス菌を増やし腸内環境を整えてくれることなどが分かり、健康食品としても人気がある。

(有)村田商店今年2月22日、全国納豆協同組合連合会が主催する「第18回全国納豆鑑評会」が、宇都宮市で行われた。そこで、出品された全国98社・218点の中から最優秀賞の農林水産大臣賞に輝いたのは長野市にある村田商店の「道祖神納豆」だった。

製造技術の改善と品質の向上をめざして行われている鑑評会は、「見た目」「香り」「糸引き」「味・食感」の4項目について厳しく審査される。道祖神納豆はそれぞれで高評価を得た。さらに、村田商店は小粒・極小粒部門でも「しっかり小粒納豆」が優秀賞を受賞。同社の納豆の品質の高さ、おいしさを改めて証明した。

「うちのような小さな会社が日本一になるなんて、震えが来るほど嬉しいです。でも、それ以上に感動したのは、受賞発表があった翌日の朝に、工場前に栃木ナンバーの1台の車が止まったんです。受賞を知り道祖神納豆を食べてみたいとわざわざやって来たという納豆ファンの方だったんですよ」と笑う村田滋社長。

納豆を信頼のギフト商品にしたい、夢にむかって突き進む

(有)村田商店昭和26年、祖父が始めた小さな納豆工場。2代目の父親からバトンタッチした滋さんが代表になったのは平成8年のことだった。その時に、彼はなんといっても「納豆の生命は大豆だ」と確信していた。家族や周囲の不安を振り切って融資を受け、松本、安曇野地区の農家と契約し良質の原料大豆を栽培することにしたのだ。契約した浜農場でも、村田社長の意向をくみとり、長野県が進める「環境に優しい農産物」の認証制度のもと、安全で安心な農産物づくりに努めてくれた。

安曇野一帯は、糸魚川から北アルプス沿いにさわやかな風を運ぶ「風の道」に位置しているのだという。その自然環境と「中耕」と呼ばれる、畑の畝(うね)の間隔を広くし、その間を耕すことで雑草を取り除き、水はけや風通しを良くする伝統的農法を行うことで、ナカセンナリ、すずろまんなどの理想的な大豆を栽培している。そこには「いいものを作る」という目標に向かう納豆メーカーと農場の連係は見事に築かれている。お互いに妥協はしない。

抜群のチームワークの中、平成22年11月に発売されたのが「道祖神納豆」だった。

「安曇野は道祖神の宝庫。道祖神は村の辻に立ち、村に入り込む災難や病を追い払ってくれる神様です。私はこれを、いつか納豆のネーミングにと思っていたんです」と村田さん。健康食品でもある納豆もまた、人々の安全を守る道祖神と同じだ。

村田商店の納豆は、その他にも大粒納豆のおいしさが際立つ「安曇野」、小粒ならではの繊細さが生きた「古今納豆」、昔から知られる風味豊かな「一茶納豆」「一茶ひきわり納豆」などがあり、長野県内ではスーパー「ツルヤ」「マツヤ」「アップルランド」、東急百貨店、東京、大阪の一部デパートなどで販売されている。

「豆にこだわり、安全で安心の商品をと思っているので、料金はちょっと高く感じるかもしれません。でも私はいずれ、納豆をギフトに使っていただけるような存在にしたいんです」と意欲を見せる。

カレーやパスタ、トーストにもマッチすると、若い人たちにも注目される納豆。これまで納豆嫌いと言われていた関西地方でも、このところ納豆消費量が多い茨城、福島などに迫る勢いを見せ始めている。納豆にとっての追い風と言えるかもしれない。

(有)村田商店まだ夜が明けやらぬ時間、工場に明かりが灯り納豆づくりが始まる。機械化はされているが、豆を炊くのに昔ながらの薪を使うなど、できる限り人の手を活かす。ロール選別機で割れた原料大豆や異物を除去しているのも同社ならではのこだわり。定期的に行うスタッフとの品質・味覚検査や研修会も手を抜かない。

よくかき混ぜた「道祖神納豆」を食す。大粒でも小粒でもなく、柔らかすぎず硬すぎず。口の中でゆるやかに広がっていくバランスのとれたうまさは、やはり、村田商店特有だ。「ご飯、もう一杯!」。

(有)村田商店
◆所在地 長野県長野市若里1-4-8
◆工場直売 月~土 9:00~17:00
◆問い合わせ ☎026-226-6771
◆電話での注文 フリーダイヤル0120-710834(月~土)

長野県長野市若里1丁目4−8

コメント

  • 折角の納豆に関する記事ですが、納豆にタレをかけてかき混ぜるというくだりを読んだだけでこの記事は納豆のかき混ぜ方も知らない人が書いたんだとガッカリ。これでは村田商店の素晴らしい納豆も、持ち味をいかすことができません。

    2014年3月31日 11:59 PM | 藤沢幸仁

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