●遊歴書房 –
善光寺門前にオープンした古書店。
知性をくすぐる1万冊の本の地球儀。

遊歴書房入り口

洋館内の執務室を思わせるガラス扉

遊歴書房店内

四方を天井まで届く本棚に囲まれ、
濃密な本の世界が広がる

最近、善光寺の門前に気になる書店がオープンした。

それが、長野市東町の元ビニール工場倉庫だった場所を改修した古書店「遊歴書房」。倉庫跡KANEMATSUの奥にあり、何やら洋館内の執務室を思わせるガラス扉を開けて足を踏み入れると、四方の壁を天井まで届く本棚で囲んだ濃密な本の世界が広がる。

6月8日オープンの店だが、早くも長野の本好きたちの関心を集めている気配。入ってすぐ、メインスペースに置かれた古い地球儀に象徴されるように「ここは地球儀の内側にいるような不思議な感覚を味わえる店」とオーナーの宮島悠太さん。34歳を迎える今年、7年間勤めた大手書店を退社し、「本とはずっと離れられないと思ったし、何か納得できることをしたい」と念願の古書店をオープンさせた。

そんな発想の店を思い描いたのは、ご自身が帰国子女で、学校卒業後にバックパックで世界中を旅して歩いたこととも無関係ではなさそうだ。旅と歴史が無類に好きだ。自分の書店はそんな旅と歴史をたっぷりと遊べる空間にしたかった。

そこから名づけられた「遊歴書房」の本棚は、歴史・哲学・宗教・政治・社会といった硬めの本から、文学、紀行、そしてまんがまで実に多彩。それらを国別に編集しているから、本棚そのものが世界地図というわけだ。1冊の本から隣り合う関連の本へ、そこからさらに別の本へと次々とイメージジャンプしていけるように工夫されている。

「本屋には編集能力が必要。どんな本をどんなテーマで集められるか。どんどん夢が膨らんでいくディズニーランドのような本屋にしたい」と、宮島さんのロマンもふくらんでいく。

蔵書は1万冊。オーナーが「人文書の森」にしたいと自身の感性と行動力で集めた努力の跡。中には初版本や希少本などマニア垂涎の本も数多い。今、それが読者たちの判断に委ねられる。しかし「内容がいい本は必ず売れる」という宮島さんの確信は揺るがない。

地元の人たちはもちろん、善光寺を訪れる旅行者が立ち寄っても楽しい、そんな書店の誕生だ。散歩の途中に気軽に覗いてみてはいかが。

長野市東町207-1KANEMATSU
☎026-217-5559
営業時間/11時~20時
定休日/毎週月曜日

長野県長野市長野東町207

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