●須坂市 蔵のまち観光交流センター -
レトロな町のまゆ蔵に
柳澤たつおの懐かしいアート世界が広がっている

須坂市蔵のまち観光交流センター

須坂市蔵のまち観光交流センター

須坂市は、江戸時代に須坂藩主・堀氏の館町として栄えた所。明治から昭和にかけて製糸の町として隆盛を極めた。今でも、そこかしこに往時をしのばせるまゆ蔵が残り、訪れた者を郷愁の世界へと誘い込む。

中でも、ノスタルジック風景がよりいっそう見事なのが東横町界隈。古風な商家風建物、蔵造りの家並みが復元され、そぞろ歩きが楽しい。

その町並みの西の入り口にある、須坂市蔵のまち観光交流センターで、粘土アーティスト・柳澤たつおさん(長野市西長野在住)が「粘土細工 花とあそぶ」と題した作品展を開催している。

須坂市蔵のまち観光交流センター小麦樹脂粘土やアクリル絵の具を使って、奇抜な招き猫や独特の色彩感あふれる作品を作り続ける柳澤さんだが、数年前から、季節の花をモチーフに失われた日本の風景や、華やかで雅な日本の習慣などを描いている。

今回の作品展でも、花に彩られた山野を駆け抜けていくボンネットバスや高原鉄道などが繊細に描かれ、見る者を遠い昔に誘ってくれる。さらに小さな脚立をよじ登るネコ、麦わら帽子と鮮やかなひまわりの花、花園の中に潜む黒猫などミクロの目でとらえた美しい瞬間が無数に描かれる。

作品を眺めているだけで、止まっていた時間が動きだし、心がおだやかに凪いでいく。
さらに、色彩感が際立っている京菓子なども、ついつい手を伸ばしたくなるほどのリアルな出来栄えだ。

須坂市蔵のまち観光交流センター「私たちの暮らしの中から忘れられかけている、とっても美しい光景や習わし、色、そういうものを小さな世界で丁寧に描いています。懐かしさが喜ばれ、かわいすぎる~という声もいただいています」と柳澤さん。粘土の新しい魅力も知ってほしいという。

レトロな町並みの中で見る柳澤さんの作品たちは、いちだんと深く、あたたかく心に沁みる。

須坂市蔵のまち観光交流センター柳澤たつお「粘土細工 花とあそぶ」
◆会期 平成25年8月3日~31日
◆時間 午前9時~午後5時(最終日は3時)
◆料金 無料
◆場所 須坂市蔵のまち観光交流センター
長野県須坂市須坂352-2【地図あり】
◆問い合わせ ☎026-248-6867

長野県須坂市須坂352−2

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